【浅井千尋・山本まる・ヘンリー塚本】「旦那様、入っているとこ…よく見えます」終戦直後、金持ちの旦那に弄ばれる若き手伝い婦たち

終戦の次の年、旧家の旦那が着の身着のままのものもらいの娘 山本まる　を家に連れてくる。女中の浅井千尋に風呂に入れてきれいにするように命じる。この屋の奥さんは結核で療養中で留守にしている。その間旦那の性の処理は千尋とまるの仕事だった。昼も夜も旦那に抱かれる日々が続く。やがて奥さんが療養から戻ってくるのだが・・・・。磨き抜かれた廊下、障子を通してさす光、白い肌と白い足袋、美しい昭和の旧家で繰り広げられる汚れた肉欲の世界を描いたヘンリー塚本のエロスの世界です。